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日記らしい日記2月5日
一日、ほとんどなにもしなかった。昼ごろには家人が出勤するはずだったが、雪でそれもなくなり、着替えもせずにご飯を作っては食べ、家事をしてはコーヒーを入れ、少し仕事をしてはまた何か食べて過ごした。やがて雪が強くなり、夕食を食べ終える頃にはうっすらと積もり始めた。
今朝から、突然思い出した古いアニメソング(『ニンギョヒメ』)を聞いている。暗い曲だが、今聴いてもちっとも古さは感じず、私の今の曲の好みとも変わっていない。
かつて選んでいた曲の方が今より感傷的である気はするが、ベースは同じだ。
夜中雪が降り、明日の朝、カーテンを開けたらどうなっているか楽しみ。でも、雪が積もっても、大きな犬がいなければ外に出ても寒いばかりだ。
私に寛容さが足りないのかとたまに思うが、それの何が悪いのかとも思う。私は気難しく不寛容だ。優しさはあるがそれを示す相手は限定的だ。
人生で暗いことが色々とあったせいか、何も考えていない時、時折やけに深刻な顔をしているみたいだけれど、そういう時はたいてい疲れているだけ。
昼間見た新しいプリキュアの1話にはすごく驚かされた。衣装が可愛いことはもちろん、犬である一人目のプリキュアの飼い主への健気な愛に泣きそうになったが、横に人がいたのでグッと堪えた。それに、敵と遭遇した時、はっきりと戦闘体制を取らないこと。見ている間はすんなりと受け入れていたが、終わった後、なんだかすごく安心だった。
プリキュアは魔法的に戦うシリーズと肉弾戦的に戦うシリーズがあるが、肉弾戦的なバトルがある場合、私は結構な頻度で観なくなってしまう。
バイオレンスが嫌いなわけではないがプリキュアは別だ。子供、それも少女が物理的に戦っているのを見るのが少ししんどかったのだろう。
女性がなんらかのジャッジを受け安いコンテンツを観なくなっていったということも思った。
例えば恋愛ドラマ(これは女性が、というより女優が)や恋愛リアリティショー。お笑い番組に出ている女性の芸人を見るのもいつしか苦手になった。
これは、私自身がジャッジにさらされてきたということも理由であるし、同じ世代かそれ以上の年齢の男性たちの、悪意の有無に限らず当たり前のように女性をジャッジする態度も理由だと思う。
2024/02/05(月)
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2024/02/02(金)
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奥歯に毒を仕込んで
美術館に家族連れが来ていた。両親と赤ちゃん、それから祖母と思われるご婦人。赤ちゃんを微笑ましく思う一方、自分のどこかにはほんの少しだけ、好きな相手との子供を持つことに対する未練のようなものがまだあって、いつもはそれを掘り返していないだけだと知っている。
私と同じ立場のはずの男性が赤ちゃんを可愛がっているのと、私が赤ちゃんを可愛がっているのは同じように見えても無邪気さに雲泥の差がある。
最近のニュースを見ていると、一部の男性は自分の体や人生が本当に自分だけのものだと思えているようでとても驚くし、感心する。
「自分は好きなように生きる、他人にどう思われたってかまわない」というのは真理かもしれないけれど、そういった態度をわざわざ公に見せることにはどうしても想像力のなさを感じる。
本人が良くても、それで跳ねた泥を陰で誰かが拭っているかもしれない。そのやり方を見て、誰かが「自分のことなど考えてくれてないんだな」と傷つくかもしれない。
それでもなお好きに振る舞うことが自由なのかもしれないけど。
男性は婦人科に通って自分のある機能が徐々に終わっていくことを実感することもないし、入籍したからといって旧姓を横線で消されることもない。それが羨ましい。
そういう細かいことで傷ついてきたことによって、年齢を重ねるにつれてどこか気難しくなる自分がいやだ。
おばあちゃんになった時、無意識に恨み言ばかり言うようになりたくない。
2024/01/17(水)
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最近
私は生きているとたいていすべてのことに困っていて、それはほとんどのことが自分のせいで悪くなるんじゃないか、あるいは自分のせいで悪いんじゃないかと思ってしまうせいなのだが、彼といると別に何も言われていなくても、いつも「私のせいじゃないから大丈夫」と思える。だから、私も彼に「大丈夫」と思ってもらいたくて一生懸命大事にしている。
2024/01/04(木)
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うなされる
ときどきうなされる。大抵は怖い夢を見て、悲鳴をあげて(その声を自分で聞いて)目覚める。それで初めて「うなされていたんだ」と気づく。
慌ててしがみついて息を整えて、そのまままた疲れて眠ってしまうのだが、どうやらそういう時は眠りが浅いらしくて、朝とても眠い。
自分がうなされていることは、目が覚めて心が落ち着いた瞬間に笑える。
「うなされてたのか笑」と思う。もっと砕けて書くとしたら「w」という感じだ。
翌朝、寝足りなくてずっとキテレツ大百科の例の睡眠不足の歌が思い出されているし、そうなると自分が昨夜追い詰められたその悪夢の芯には一体何があるのか探ろうという気もなくなってしまう。
一番最近の悪夢は、私の絵を買ったという、太っていて全身がイボだらけのおじさん(これは夢の中でうっすらと親指姫のヒキガエルの引用だと感じた)が私のいる場所(公共の場所、どこかの店内っぽかったが、それにしては人気がなく静かで、私しかいなかった)に突然入ってきて、絵を買ったのにセックスさせないという理由で、手に持っている私の絵(片手で持てるくらいのサイズで木製のシンプルな額に入っていた)で殴られるという内容だった。殴られそうな時点で悲鳴をあげて目を覚ましたので、痛みや衝撃はまったくなかったし、私はそもそも絵を描いて売ったりしていないのだが、なんとなく身勝手な年配の男性に嫌な目に遭わされるという印象があるのだろう。
2023/10/29(日)
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