美容師さんが、「自分のための時間ってありますか? 何してます?」と聞いた。散歩や読書を例に出された。確かに好きな時間ではあるが、あまりピンと来なかった。
自分のための時間というのは、私にはちょっと定義が難しい。

美容師さんほどではないけれど、私の毎日もそれなりにルーティーンがあって、自分のためにも人のためにも、それ以外の全体のためにも色々していて、線引きがしにくい。
「自分のため‘だけ’の時間」ということなら、私は疲れているとき、たまにどうしても知らない人ばかりのカフェで一人きりでぼんやりしたいタイミングが来るが、それは美容師さんが想像する「自分のための時間」とは少し違う気がする。

美容師さんのは自分のために有意義に使うちょっとした時間。私のは、自分の社会的な役割から一時的に逃避する時間だ。
逃避時の私は精神的にくたびれていて、ぼんやりというのはまさに呆然としているだけの時間なのだ。
2024/03/15(金) 記事URL
自分が人の生活の一部になっている感じって、家族と暮らしていた頃、その中でも本当に子供だった頃に味わった以来であまり馴染まない。
たぶん安心したほうがいいんだけど、まだちょっと上手くできず、自分が不安定な最中にいるような気持ちが続いている。いつでも、なんでも捨てて、どこにでも行けるんだぞと心のどこかで唱えていることこそが、私のお守りになっていたから。
2024/03/05(火) 記事URL