明け方、七、八歳の男の子を膝に抱えている夢を見た。浅黒い細長い手足を畳んで、胡坐をかいた私の膝に乗った男の子を丸ごと抱えるようにして、私は傍らにいる誰か、たぶん男の子のお母さんと話していた。
場所は私の部屋にも思えたが、もう少し広い素朴な雰囲気の場所で、明るい陽が窓から差し込んでいた。
何を話していたかはわからないけれど、そう悪くはない、日ごろのことだったと思う。
2020/04/13(月) 記事URL