自分の悲しみをうまく説明できない。

まとわりつくような悲しみの感触を確かめたり、輪郭をなぞったり、においを嗅いだりし続けなければならない罰を受けている時間というかんじだ。
だから苦しくて人に会ったりするけれど、ああ苦しかった、みたいなことは言わないし、できれば顔にも出したくない。そうすると、一人でいるある瞬間、発作みたいに悲しくなる。

だいたいこんな感じだけれど、少し違うような気もする。
2019/09/16(月) 記事URL