小学生の頃、大好きだった祖母が亡くなってすごく悲しかった。それと同時に、誰かの死によって生きている人たちがこんなに何かをわかちあったり、別の事実や関係性を発見するものなのかとすごく驚いた記憶がある。
それに、そういう風にしていいんだ、という驚きもあった。
もちろん結婚式にもそういう側面があるけれど、ちょっと質が違う気がする。
今回もそうだ。私と母はぼろぼろに傷ついているけど、たぶんここ数年で一番、心が通じている。皮肉だけれど、人間が大事なことに向き合えるのは大きな喪失を味わったときだけなのかもしれない。