お盆の話などしていて、まんまと叔母のことを思い出し(また叔母の話!)俄に心がメソメソし始めた。

去年の夏、何を見聞きしても全然中身が頭に入ってこなかった数週間のことを思い出すと何とも言えない気持ちになる。あのときはもう何も続けないと思ったし、細かい記憶が全然ない。ただ、心を閉ざしても生活できるものだなという気づきみたいなものがあって、自分がこの先ずっとこのくらい閉じていても誰もわからないだろうなと思っていた。
もともと「共感」に強い関心はなかったが、よりなくなった。

今はある程度は心が開いている。
そうなってよかったと思う一方、またああいう傷つき方をすることがこの先の人生で絶対起こらないとは言えないと思うと、人生はしんどすぎるなと呆れるし、頭のてっぺんがちくちくと痛くなってくる。
2022/07/15(金) 記事URL