意識して写真を撮らなかったから、目を閉じた時に思い出す景色がいつもより鮮明な気がする。小さな雪が目に入る気持ちよさとか、刺すような鋭い寒さ。いくつもの可愛い窓辺。
そうやって何度も思い出すうちにはっきりと記憶していくけど、その代わり、実際を見たら全然違っていたりするのが思い出のおもしろいところで、写真と違うところだ。

それにしても、普段の生活圏から出て遠くにいる自分は、思い返すとどこか別人のように思える。
2022/02/20(日) 記事URL