苺を一パック分、洗ってはへたをとってざるに入れる。すべてを洗い終えると、ざるを抱えて苺を食べながら部屋の中を歩き、やがて机へ向かう。
すっぱいものやすうすうするものが好きだが、両方、味わっていると涙が出てくる。涙が出てくると悲しいと気づく。

実家を出てから、苺があると一パック、ほとんどひとりで食べてしまう。
2019/05/14(火) 記事URL